こんにちは。
院長の奥田です。
本年度も無事に診療が終わり少しほっとしております。
この時期にいつも心配になることは、
私が治療させて頂いている患者様、特に全顎的な治療をしている方の
仮歯が取れないか、痛みが出ないか、それによって咬めなくなったりしないかなと、休暇が多い中、いつもいつも心配でたまりません。
高額な治療費をお支払い頂き、私にお口の中を預けてもらっている責任はとても重大です。
ですから、早く年が明け問題がなかったという声を早く聞きたいです。
スタッフも今年一年はコロナのこともあり、不安な気持ちの中、一生懸命、仕事を共にしてくれたことに本当に感謝でしかありません。
この一年は例年になかった取り組みをたくさんしました。
コロナ予防のために防護衣をまとい、キャップを被りフェイスガードをしての診療にはとても大変な思いをさせました。
いつも、わがままな私についてきてくれ、支えてくれていることに頭が上がりません。
来年もスタッフには十分な愛情を注ぎ、そして患者様にはスタッフとともに、今まで以上のクオリティの高いプロフェッショナルな治療とおもてなしができるよう尽力いたします。
さて年末ということもあり、今年の振り返りを少ししたいと思います。
歯科業界は今やデジタルの革新が非常に進んでおります。
当院もその波に乗り遅れないよう、新しい技術・機械の勉強をし、医院に取り入れようとしています。
当院では、院内に口腔内スキャナーを導入しており、被せ物やインプラントの型取りには、非常に画期的で患者様の時間短縮を図れ、とても楽な治療になります。
従来では粘土のようなものでの型取りをし、それを石膏に流し、歯の模型を作製し、詰め物・被せ物を作っていました。
しかし、口腔内スキャナーでは機械でお口の中のデータを読み込み、デジタル上で歯の模型を作製し技工物を作ることができます。
ですから、以前のような気持ち悪い型取りもなくなりますので、患者様には非常に喜ばれます。
しかし、この治療はまだまだ全ての患者様にできるわけではございませんので、今後、どんどん取り入れていきたいと思っております。
今年の11月頃、歯科メーカーのモリタという会社にデジタルソリューションセンターが設立され、その場に、当院のトリートメントコーディネーター、技工士、歯科医師を連れ勉強に行ってまいりました。
現在、デジタルデンティストリーの最前線を学べる環境と機材があり、大変勉強になりました。
2021年は技工士とともに、歯の被せ物をデザインする機械である新たなCADを導入し、革新してまいりたいと思います!!