みなさんこんにちは、院長の奥田です。
COVID-19の影響が甚大であり皆様も大変なご苦労をされていることと思います。
私たち歯科医院も様々な報道を受けてはおりますが、徹底した感染対策を取り、できる限り安全な環境下で患者さまのために日々尽力しております。
この度、東京・大阪の感染者数も増えている最中ではありますが、緊急事態宣言が終わった6月頃から、審美修復治療の第一人者でもある山崎長郎先生の研修コースに参加して参りました。
私が歯科医師になった間もない頃、日本臨床歯科学会(当時はSJCDというstudy group )に入会し、本学会の副理事長である本多正明先生を始めたくさんのトップランナーの先生方に補綴を始めインプラント・ペリオ・矯正を現在まで学ばせて頂き、臨床に活かしてくることができました。
本当に本当に感謝してます。
当時から、この学会の理事長である山崎長郎先生には、いつか直で学んでみたい、症例を見てもらいたい、という希望を抱いていました。
この度、その念願も叶い、非常にワクワクした思いで勉強会に参加しました。
補綴の基本的な概念から始まり、臨床のノウハウ、咬合再構成の症例をたくさん見せて頂きました。
またその症例は、何と、数十年の予後もあり、大変魅了させられました。
また大きな治療を行っているかつ、患者様の顔貌に調和した前歯の治療が非常に綺麗になされており、審美修復治療の真髄を味わうことができました。
自身が治療した症例をどう診断すれば長期的な予後を得ることができるかというポイント、勘所を学ぶこともできました。
また審美修復治療では欠かせないラミネートベニアの講義・実習やデジタルを駆使した咬合再構成の症例など、盛り沢山の内容でした。
講義や実習以外には毎度、自身の症例を見ていただく機会も与えて頂きました。
参加されている先生方にも意見を頂けたり、講師の先生からのアドバイスも頂けたり、何よりも山崎先生から直接、症例への指導を頂けたことが大変勉強になりました。
今回のコースで、私自身の臨床を見直すべき点もたくさん見つけることができました。
時代の流れと共にデジタルデンティストリーを意識し、口腔内スキャナーを取り入れた臨床を行うこと、
患者様の歯をできる限り残すようMI(minimum intervention )を意識し、ラミネートベニアを普段の臨床にもっと取り入れていくことです。
また病院見学もさせて頂き、一流の診療を味わえ、歯科に対する熱い情熱をたくさん頂きました。