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進行した歯周病の外科治療(フラップ手術)

こんにちは!勤務医の大谷です。

最近急に寒くなってきましたが、みなさん風邪などは引かれていませんか?

 

今回は進行した歯周病の治療法について書かせていただきます。

 

歯周病は進行の具合に合わせて、軽度・中等度・重度の3つのステージがあります。中等度以上になると、歯と歯茎の間のポケット(以下歯周ポケット)が深くなります。歯周病の患者様は多くの場合、この歯周ポケットの内外に歯石が沈着しています。歯石はその物自体に異害作用はありませんが、歯石の表面には多くのデコボコが存在し、そこに細菌が付くことで歯茎やその下の骨に炎症反応が起こり、歯周病が進行していきます。

なので、歯周病のケアには歯石とりが必須なのです!!

歯周ポケットの外側の歯石とりは通常のクリーニングで除去可能ですが、歯ブラシではどれだけ擦っても取れません。定期的にクリーニングを行い取り除く事が重要です。

歯周ポケットの内側の歯石は誰にでもあるわけではなく、歯周病が進行し歯周ポケットが深くなった患者様にみられます。この歯石は直接目で見る事ができず、レントゲン写真や専用の器具による触診でのみ確認する事ができます。歯石の存在を確認後に歯石の除去を行うのですが、この歯石の除去はかなり難しく、トレーニングを受けた衛生士でしか取り除く事ができません。

ただ、トレーニングを受けた衛生士でも限界はあり、重度の歯周病の患者様では歯周ポケットがかなり深く歯石を取り残してしまう事があります。このような場合、歯茎や骨の炎症は続き、歯周病はさらに進行していきます。

歯石とりの最終手段として外科治療(フラップ手術)があります。このフラップ手術は深い歯周ポケットの部分の歯茎を開くことにより、今まで直接見る事ができなかった歯周ポケットの内側の歯石を直視する事ができ、確実に歯石を取り除く事ができます。また感染している歯茎の除去も同時に行う事が可能です。「歯茎を開く」と患者様にお話しするとすごく怖いイメージを持たれる方がいらっしゃいますが、実際は術後の痛みも少ない事が多く、口内炎程度の痛みと言われる方が多いです。歯周病はしっかり治療をすればコントロールをする事が可能です。

当医院では歯周病で歯を失わないために、患者様一人ひとりにあったベストな治療やクリーニングをご提案させていただいております。歯周病でお困りの方は気軽にご相談ください。